JKセライダーについて

外壁タイル剥落防止工法 JK-セライダー工法

JK-セライダー工法は、特殊アクリル樹脂「JK-セライダー」と特殊アンカーピンによって、タイル張り外壁を補強する工法です。

阪神・淡路大震災クラスの振動にも耐えるばかりでなく、防水性に富み、なおかつ透明度が高いためタイル張り外壁の美観を損なわない画期的工法です。

特長
優れたタイル落下防止機能

抜群の耐震性

特殊アンカーピンとJK-セライダーの組み合わせにより阪神・淡路大震災クラスの振動にもビクともしません。

抜群の耐震性高い特殊アンカーピンのせん断力

特殊アンカーピンは、高いせん断力があります。

特殊アンカーピンのせん断力
アンカー寸法(φ×ℓ) アンカーピン1本のせん断力N/本(kgf/本)
4.5×55 44.1N/本(441kgf/本)
6.0×65 88.8N/本(888kgf/本)

JK-セライダーの引っ張り力は2倍、引き裂き強度は7倍

JK-セライダーは短繊維が入っているので、一般の透明な特殊アクリル樹脂と比べて引っ張り強度は2倍、引き裂き強度は7倍です。

JK-セライダーの引っ張り強度、引き裂き強度
引っ張り強度 8.44N/mm2(84.4kgf/cm2
引き裂き強度 55.05N/mm2(550.5kgf/cm2

抜群の防水性・遮断性

長期にわたり優れた防水性を発揮、外壁からの雨水を防ぎます。安定した強靭な皮膜を長期間形成。塩害・凍害・白華などを防ぎます。

またJK-セライダーによって形成された皮膜は、遮断性にも優れており、大気中の炭酸ガスなどの侵入もシャットアウトし、建物の長寿命化に貢献します。

美しさ長持ち(美観性)

特殊アクリル樹脂は“透明塗膜”なので、タイル仕上げの高級な風合いを損なうことなく、いつまでも美しさを維持することが可能です。

JK-セライダー工法の性能

JK-セライダーの物性

(単位:ガル)

試験項目 試験結果 下地 試験条件など
低温安定性 合格 かたまりなく均一 JIS A6909(複層塗材)の方法を準用した
付着強さ(1) 標準時 1.8(18) モルタル 0.7以上
N/mm2(kgf/cm2 浸水時 1.6(16) 0.5以上
付着強さ(2) 標準時 1.7(17) タイル
N/mm2(kgf/cm2 浸水時 1.3(13)
保冷繰り返し作用に対する (1) 異常なし モルタル ひび割れ、膨れ
抵抗性 (2) 異常なし タイル はがれなどがない
透水性(ml) 0 スレート 0.5以下
促進耐候性 (1) 異常なし スレート 変退色、著しい光沢
(2) 異常なし モルタル 低下がない
伸び率(%) 43 約1mm層 JIS A6021
引張り強度N/mm2(kgf/cm2 8.4(84) 引っ張り速度 200mm/min
亀裂追従性 4.0 スレート 引っ張り速度 20mm/min
主材乾燥時間 指触 0.5 タイル JIS K5400
硬化 8
耐水性 (1) 異常なし タイル 水に1ヶ月浸液
(2) 異常なし スレート
耐アルカリ性 (1) 異常なし タイル 飽和水酸化カルシウム液に1ヶ月浸液
(2) 異常なし スレート
酸性 異常なし タイル 5%塩酸に7日間浸液

JK-セライダーの耐震性

1.震動試験結果
  入力加速度 応答加速度
X方向 850 1290
Y方向 540 1340
Z方向 409 1280

各方向ともテーブルの1.5倍、2.5倍、3.1倍と大きな値を示しているもののタイルは剥落しなかった。

2.水平火力試験
  無塗布 セライダー塗布
加重 50kN 壁面にひび割れ 壁面にひび割れ
80kN 目地モルタルが壁面のひび割れに沿って剥落 壁面にひび割れ
100kN タイル5枚落下 タイル1枚にひび割れ

上記データは、日本樹脂施工協同組合が、平成14年度事業の活路開拓事業の一環として工学院大学で行った実験の結果です。

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